オタク文化も年々浸透し、令和3年現在では日本人の半数以上が「自分は何かのオタクだ」と述べているそうです。
その中でも特にオタク人口の多いジャンルが、ジャニオタや韓国オタクといったアイドルオタク・アニメオタク・俳優オタク・ゲームオタクなどなど。
推しを応援する推し活、フィギュアやグッズなどを買い集めるコレクター収集、ランキング上位を目指すゲームオタクなどなど……好きなことに没頭できることがオタク趣味のとっても楽しいですよね。
しかし、オタクは時間もお金も要する高価な趣味。やりたいがままにオタク活動を続けてしまうことで、経済的にも日常生活的にも多大な支障をきたしてしまいます。
そしてオタクの誰もが一度は口にした事のある、もしくは呟いたことのある言葉が「オタクやめたい」ではないでしょうか。
アイドル、ゲーム、アニメなどの様々な作品にハマってはのめりこみ、のめりこみすぎては疲弊し。。。を幾度となく繰り返してきた懲りないタイプのオタクのため、好きでやっているオタク趣味なのにオタクをやめたくなる気持ちがとてもよくわかります。

好きだけど..疲れちゃって..
今こうして記事を読んでくださる方も、重なる出費でオタクとして疲弊してしわしわになっているのではないでしょうか。
オタクをやめたいと思ったタイミング
まず、私がオタク辞めたいな…となったタイミングについて考えてみました。
・好きな作品をきっかけにできたオタク仲間との人間関係で揉めたとき
・幾度となく発売されるグッズやガチャを追うのに疲れてしまったとき
・グッズが溢れて部屋が散らかっているとき
・推し活をすることでお金が貯まらない不安を感じたとき
・グッズ交換にかかる時間がだるい
こう考えると、辞めたい理由の大半がお金と時間に集約されているかと思います。
やめたいと思う=無理をしすぎている
好きでやっている趣味なのに辞めたいと思うなんて、矛盾していますよね。そう思ったとき、気持ちの使い方、時間の使い方、お金の使い方のどこかで、あるいはすべてで無理をしすぎていて、キャパオーバーになっているのではないかと思います。
気持ちを奪われすぎ
好きすぎて寝ても覚めても仕事してても推しのことを考えてしまい、他のことが手につかない場合は、少なからず日常生活的にも影響をきたしています。いくら好きでも四六時中好きな人のことを考えているのは疲れてしまいますし、自分の生活が疎かになってしまってもおかしくありません。
時間を奪われすぎ
気がついたらゲームしてしまう、アニメを見てしまう、休日はほとんどライブなどのイベントに参加してしまう、等々…
オタクに時間を使いすぎるあまり、他のやりたいことや勉強が身につかず、罪悪感を抱えている場合にも、オタクやめたいと思いがちです。
お金の使いすぎ
オタクをやめたいと思う人の1番多い理由がお金の使いすぎを感じる時、はたまた浪費がやめられず将来に不安を覚える時かなと思います。オタ活のための出費がだんだんと重荷になってくるパターンです。
オタクをやめるべき理由
刹那的な消費のため
日本はどんどん貧乏になっています。
いきなり話の腰を折るようですが、今後、この国が親世代以上に裕福になることはないんじゃないでしょうか。
高度経済成長を終え、先進国の一国としての日本は緩やかに衰退の一途をたどっています。若い世代にとって貰えるか怪しい年金、年々下がる平均年収、収入と反比例して上がり続ける税金……将来の不安要素はおおよそXで見かける通りであり、挙げたらキリがないので割愛。
今後も日本で老後まで生きてゆくつもりがある方、少なくとも日本語しか話せなくて国内を出られないという方は、お金の問題に少しでも早くから向き合い始めないといけません。老後までに2000万貯めなきゃいけない通称「2000万問題」も、もしかしたら2000万円の貯金では足りないかもしれないと言われています。加えて下がり続ける給与…年金受給開始の引き上げ…将来のヤバさに気づいてから資金繰りを始めるようでは間に合わないかもしれません。若い頃の努力不足によるお金のない老後に待っているのは死のみ。
少なくとも、10年後も20年後も老後もたのしくオタク趣味を続けていく場合は、2000万円じゃとても足りません(自戒)
そんな中で、オタク趣味という刹那的な消費を行っているという現実からは目をそらさず、時々向き合って認識に置く必要があると私自身も思います。
「積み立てNISAを満額で購入してiDeCoやってそれ以外で毎月5万貯金して、余ったお金でオタクしてます!」という人は問題ないかと思いますが、
「オタ活が楽しくて貯金どころじゃない。余った分が貯金」というオタクの方は、ちょっと将来について考えてみると良いかもしれません。
周りのオタクの金銭感覚が悪影響
オタクって、どの界隈でも金銭感覚が常識の枠から乖離した人が多いですよね。
この記事で金銭感覚の狂ってるオタク達のお金の出どころについて述べていますが、金銭感覚のおかしいオタクは何かしら自分とは異なる前提があります。
そのため、金銭感覚のおかしいオタクが一般的だと捉えるのはちょっと危険です。金銭感覚の狂ったオタクの金遣いに影響され、自分の金銭感覚を狂わせてしまわないように気を付けましょう。
周りの目を気にせず、ゆるく長くが一番
惰性で続ける趣味は自身の人生に悪影響。お金や時間の使い方を見直していかない限り、いつまで経っても将来の不安は拭えません。
とはいえ、いますぐさっぱりやめる!という極端な選択をとる必要もないと思っていて。
ほどほどに楽しむのが趣味なので、今自分が無理をしていないかを向き合いながら、つらくない範囲でゆるく続けるのが一番健康的かなと思います。
また、無理してオタクをしてしまう要因として一番大きいのがSNSの存在だと個人的には思っています。
「周りのオタクに差をつけたい」、「グッズ量でマウントをとりたい」といった見栄がオタク趣味をヒートアップさせていると感じています。ここに気づき、不毛なオタク同士のマウントレースから降りられるかどうかが、オタク趣味で疲弊しない秘訣なのではないかと。
そういった意味で、今こうしてオタクをやめたいと思っているタイミングで、地震の消費を見直すことが今後の人生を転換するチャンスだと思います。
何かきっかけや強い衝撃がない限り、お金と時間の使い方を見つめ直す機会ってあまりないですからね。
高校生が進路を決め進学していく人生の分岐と同じように、オタクをやめたことで捻出できる自身の資産をこれからどう使うかによって、今後の人生を分岐させていく重要なターニングポイントになりえるかもしれません。
オタクをやめて時間が余る場合は
オタクをやめたら時間が余って仕方がない、休日にすることが全くなくなってしまう…という方は、これを機にブログを始めてみてはいかがでしょうか?
ブログといっても、有名人とかアイドルががアメブロとかで書いてる日記のことではありません。
閲覧者にとって有益な情報をブログで発信することで広告収入(Googleアドセンス)やアフィリエイト報酬の利益を得る、副業の一つです。
唐突に副業を勧めてきて「なんだ、そういう系の記事かよ〜」ってうんざりされてしまいそうですが、オタクやめるとそれなりに時間もお金も余るので割と本気でおすすめです。
すっごく簡単に言ってしまうと、YouTuberが動画で広告収入を得る仕組みと同じです。
- ブログを書く
- ブログに広告を掲載する
- 読者が広告をクリックしたり、紹介した商品を購入・利用する
- 成果に応じた達成報酬が得られる
というのも、筆者もこのサイトを開設してまだ半年にも満たない新米ブロガー。
ですが開始1ヶ月目にして既に広告収益をいただき、まだまだ少ないものですが5ヶ月目現在は4桁ほどの収益いただいております。(※2022年1月現在)
記事のこまめな更新もさることながら、サイト運営についても学ぶ必要があるため、ブログという副業は長い時間が必要です。
さらにブログがまとまった収益を生み出すまでにも時間がかかるので、根気よく何年も続けていく必要があります。
しかし、こつこつと執筆した投稿が毎日毎週毎月PV(閲覧数)を増やしていき、着実に収益を増やしていくので、とてもやりがいがあります。またブログは副業の中でも初期費用が極めて安いので、初心者でも気軽に始めることが可能です。最近はゲームブログをよく見かけますね。
オタクをやめて出来た時間を埋めるのに、副業という選択肢はぴったりじゃないでしょうか?
ブログはアメブロやはてなブログといった無料ブログでも始めることができますが、副業として始める場合は基本的に有料ドメインと有料サーバーを契約し、WordPressで始めるのが主流となっています。(全世界のサイトの30%がWordPressでできています。)
筆者が使用しているサーバーはXserver

ブログに興味を持った方はこちらの記事も是非読んでみてくださいね。
オタクをやめてお金が余る場合
今までオタク代に使っていたお金、または現在進行形でオタク代に使っているお金は、月々いくらくらいになるでしょうか?
もし月々2〜3万円くらいは捻出できるかな…という方は、これを機に貯金よりひと段階上のステップの資産形成、「投資」を始めてみてはいかがでしょうか?

まだまだ投資という言葉に拒否反応を示す方も多いのですが、投資は正しく勉強をして正しく行えば怖くないですし、怪しくないです!!
投資はあくまで貯金より1つステップアップした資産形成の手段の一つです。
怪しい教材を売ったり、ネットビジネスを促したりはしません。
株式投資、暗号通貨、不動産………投資にも色々な種類があるのですが、初心者の方は「つみたてNISA」から始めるのがおすすめです。
オタクやめたいって話から少し脱線してしまうのですが、浮いたお金で投資をしておくといいよって考えを伝えたいので、少し図解を入れて解説させていただきます。

こちらのグラフは、毎月10,000円を投信積立で運用した場合(つみたてNISA)と普通預金への預け入れ(貯金)を比較したものになります。
見てわかる通り、毎月同じ額を追加していても、差額が大きく開いています。
もう少し詳しく解説していきます。

上の図はつみたてNISAの、簡単なシミュレーションになります。
積立をリターン(年率)5%で20年続けた場合です。見てわかる通り、たった5%の年率だとしても、利息を元本に組み入れて再投資することで、その利息にも利息がついていく状態になり、運用を長く続ければ続けるほど効果が上がって、雪だるま式にお金が増えていきます。(これを複利といいます。)
追加する額が多ければ多いほど、複利の恩恵が大きくなるということになります。
少額からの長期・積立・分散投資を支援するための、国が認めた非課税制度です。
つみたてNISAの商品は手数料が低水準、頻繁に分配金が支払われないなど、長期・積立・分散投資に適した公募株式投資信託と場株式投資信託(ETF)に限定されており、投資初心者をはじめ幅広い年代の方にとって利用しやすい仕組みとなっています。
つみたてNISAの制度自体は2018年1月からスタートしたばかりですので、今から始めても全然遅いということはありません。

筆者はつみたてNISAは社会人1年目4月から始めていますが、大学生の頃からやっておけばよかったと後悔しています。
というか、サンリオとかセガの個別株を買うより先に絶対つみたてNISAやるべきだった。アホでした…
(つみたてNISAについてもいずれ記事にしようと思っております。すみませんが今はさわり程度で割愛させていただきます。)
オタクをやめるとまでは行かなくても
「お金と時間」という自身の大切な資産、このままだらだらとオタクを続けて惰性的に消費していくのか、ここで自分に鞭を打って使い方を見直していくのかは自分次第です。
長くなってしまいましたが、筆者はこの記事で「オタクを完全にやめるべき!」と言いたいわけではなく、
やめたいと思うってことは、無理してるんじゃない?
無理のない範囲でオタクして、空いた時間に副業とか楽しいよ!
20年後もオタクするために、資産形成をしよう!
ということが伝えたいのです。
10年後も20年後も推しのライブを見にいくために、楽しくオタクを続けるために、やっぱりお金は必要です。自身の大好きな趣味をこれからも末長く続けていくためにも、ぜひ投資や副業などの選択肢を視野に入れてみてください。オタクは細く長くが一番です。

オタク活動まとめ

良ければ他の記事も読んでみてくださいね。
また、当ブログは開設したばかりの弱小ブログです。よければ下記のボタンをポチッと押していただけると大変励みになります…

ここまでお読みいただきありがとうございました!