推しが尊い。推しが存在してくれるおかげで今日も生きていける!!でも正直、出費がキツい…
オタク文化も年々浸透し、令和3年現在では日本人の半数以上が「自分は何かのオタクだ」と述べているそうです。
その中でも特にオタク人口の多いジャンルが、ジャニオタや韓国オタクといったアイドルオタク・アニメオタク・俳優オタク・ゲームオタクなどなど。
大好きな推しを応援する推し活、フィギュアやグッズなどを買い集めるコレクター収集、ランキング上位を目指すゲームオタクなどなど……好きなことに没頭するオタク趣味はとっても楽しいですよね。
しかし、オタクは時間もお金も要する高価な趣味のため、やりたいがままにオタク活動を続けているとやがて経済的に限界が来てしまい、自身の日常生活的にも支障をきたしてしまいます。
そしてオタクの誰もが一度は口にした事のある、もしくは呟いたことのある言葉が「オタクやめたい」ではないでしょうか。
筆者も学生時代に4年ほど地下アイドルオタクをしていた過去があり、リリイベを全通したりツアーで全国各地を遠征したりと、時間もお金も湯水の如くつぎ込んでいました。
可愛い子とチェキを撮る瞬間が人生で1番の幸せでした…
今こうして記事を読んでくださる方も、オタクをやめたいけどやめられなくて悩んでいる方じゃないでしょうか。
今回は、「オタクをやめたい…」と思っている方に向けて、今オタクをやめることが人生のチャンスだと思う理由についてご説明します。読み終わった頃には今すぐオタクを辞めたくなっているかと思いますのでどうぞこのままご覧ください。
オタクをやめるべき理由
人生は甘くない
日本はどんどん貧乏になっています。
いきなり話の腰を折るようですが、そうなんです。
筆者は大学で経済学を学んでいますので、そちらで得た知識も踏まえ述べていきます。
高度経済成長を終え、先進国の一国としての日本は終わっています。若い世代にとって貰えるか怪しい年金、年々下がる平均年収、収入と反比例して上がり続ける税金……将来の不安要素は挙げたらキリがありませんので割愛。
今後、この国が親世代以上に裕福になることはないんじゃないでしょうか。
(だったら尚更経済を回すためにオタクしなきゃ!という発想に至った方は重症です!w)
今後も日本で老後まで生きてゆくつもりがある方、少なくとも日本語しか話せなくて国内を出られないという方は、お金の問題に少しでも早くから向き合い始めないといけません。老後までに2000万貯めなきゃいけない、通称「2000万問題」も、もしかしたら2000万円の貯金では足りないかもしれないと言われています。加えて下がり続ける給与…年金受給開始の引き上げ…将来のヤバさに気づいてから貯め始めていては間に合わないかもしれません。若い頃の努力不足によるお金のない老後に待っているのは死のみ。
脅すようで申し訳ありませんが、それくらい深刻だと思います。
少なくとも、10年後も20年後も老後もオタク趣味を続けていく場合は、2000万円じゃとても足りませんね笑
収入が低い人は収入を増やす努力を、非正規雇用の人は正規雇用になる努力を、出費が多く貯金ができていない人は、浪費をやめる必要があります。
「積み立てNISAを満額で購入してiDeCoやってそれ以外で毎月5万貯金して、余ったお金でオタクしてます!」という人はまあいいかもしれませんが、
「オタ活が楽しくてそれどころじゃない。余った分が貯金」というオタクの方は、ちょっと将来について考えてみると良いかもしれません。
周りのオタクの金銭感覚が悪影響
オタクって、金銭感覚のおかしい人がホント多いです…(うらやましい)
筆者はアイドルオタクも二次元オタクもしていますが、やっぱりどの界隈にも金銭感覚の狂った人は男女問わず一定数います。
この記事で金銭感覚の狂ってるオタク達のお金の出どころについて述べていますが、金銭感覚のおかしいオタクは何かしら理由があります。
そのため、金銭感覚のおかしいオタクが普通だと捉えてはいけません。金銭感覚の狂ったオタクの金遣いに影響され、自分にも当てしまうのはとても危険です。
やめたいと思う=限界がきている
心のうちでオタクをやめたいと思っている時点で、すでにオタ活も惰性のままズルズルと続けてしまっているのではないでしょうか?
推しのことは好きだけどオタクやめたい…そう思っている方は、気持ちの使い方、時間の使い方、お金の使い方のどこかで無理をしすぎていて、ガタがきているのではないかと思います。
気持ちを奪われすぎ
好きすぎて寝ても覚めても仕事してても推しのことを考えてしまい、他のことが手につかない場合は、日常生活的に影響をきたしています。いくら好きでも四六時中好きな人のことを考えているのは疲れてしまいますし、自分の生活が疎かになってしまってもおかしくありません。
時間を奪われすぎ
気がついたらゲームしてしまう、アニメを見てしまう、休日はほとんどライブなどのイベントに参加してしまう、等々…
オタクに時間を使いすぎるあまり他のやりたいことや勉強がについていない場合にも、オタクやめたいと思いがちです。
お金の使いすぎ
オタクをやめたいと思う人の1番多い理由がお金の使いすぎを感じる時、はたまた浪費がやめられず将来に不安を覚える時かなと思います。オタ活のための出費がだんだんと重荷になってくるパターンです。
オタクをやめることで人生転換期のチャンス
「オタクやめたい」そう思った時がやめ時だと思います。惰性で続ける趣味は自身の人生にいい影響を与えませんし、お金や時間の使い方を見直していかない限りは、いつまで経っても将来の不安は拭えません。
お金も時間も非常に貴重な資産であり、あなただけの資産です。もしここで無駄にしているな…と気づけた方は、その資産の使い道を見直してみましょう。
そしてオタクをやめることが人生転換のチャンスだと思う理由は、お金と時間の使い道をもっと有意義なものへと変える絶好の機会だからです。
何かきっかけや強い衝撃がない限り、お金と時間の使い方を見つめ直す機会はありません。
高校生が進路を決め進学していく人生の分岐と同じように、オタクをやめたことで捻出できる自身の資産をどう使うかによって、これからの人生を分岐させていく重要なターニングポイントになりえるかもしれません。
「オタクをやめたらお金余った!服買おう!PC買おう!」「時間ができた!ゲームしよう!」となってしまっては本末転倒ですので、オタクをやめて捻出したせっかくの資産を他の趣味に使ってしまう前に、今までオタク活動に湯水の如く使ってきた資産ことお金と時間の使い方を見直しましょう。
オタクをやめて時間が余る場合は
オタクをやめたら時間が余って仕方がない、休日にすることが全くなくなってしまう…という方は、これを機にブログを始めてみてはいかがでしょうか?
ブログといっても、有名人とかアイドルががアメブロとかで書いてる日記のことではありません。
閲覧者にとって有益な情報をブログで発信することで広告収入(Googleアドセンス)やアフィリエイト報酬の利益を得る、副業の一つです。
唐突に副業を勧めてきて「なんだ、そういう系の記事かよ〜」ってうんざりされてしまいそうですが、オタクやめるとほんとに時間もお金も余るので割と本気でおすすめです。
すっごく簡単に言ってしまうと、YouTuberが動画で広告収入を得る仕組みと同じです。
- ブログを書く
- ブログに広告を掲載する
- 読者が広告をクリックしたり、紹介した商品を購入・利用する
- 成果に応じた達成報酬が得られる
というのも、筆者もこのサイトを開設してまだ半年にも満たない新米ブロガー。
ですが開始1ヶ月目にして既に広告収益をいただき、まだまだ少ないものですが5ヶ月目現在は4桁ほどの収益いただいております。(※2022年1月現在)
記事のこまめな更新もさることながら、サイト運営についても学ぶ必要があるため、ブログという副業は長い時間が必要です。
さらにブログがまとまった収益を生み出すまでにも時間がかかるので、根気よく何年も続けていく必要があります。
しかし、こつこつと執筆した投稿が毎日毎週毎月PV(閲覧数)を増やしていき、着実に収益を増やしていくので、とてもやりがいがあります。またブログは副業の中でも初期費用が極めて安いので、初心者でも気軽に始めることが可能です。最近はゲームブログをよく見かけますね。
オタクをやめて出来た時間を埋めるのに、副業という選択肢はぴったりじゃないでしょうか?
ブログはアメブロやはてなブログといった無料ブログでも始めることができますが、副業として始める場合は基本的に有料ドメインと有料サーバーを契約し、WordPressで始めるのが主流となっています。(全世界のサイトの30%がWordPressでできています。)
筆者が使用しているサーバーはXserver になりますので紹介しておきます。 また、お名前.com でも同様にドメインを取得することができますので合わせて紹介しておきます。ブログに興味を持った方はこちらの記事も是非読んでみてくださいね。
オタクをやめてお金が余る場合
今までオタク代に使っていたお金、または現在進行形でオタク代に使っているお金は、月々いくらくらいになるでしょうか?
もし月々2〜3万円くらいは捻出できるかな…という方は、これを機に貯金よりひと段階上のステップの資産形成、「投資」を始めてみてはいかがでしょうか?
まだまだ投資という言葉に拒否反応を示す方も多いのですが、投資は正しく勉強をして正しく行えば怖くないですし、怪しくないです!!
投資はあくまで貯金より1つステップアップした資産形成の手段の一つです。
怪しい教材を売ったり、ネットビジネスを促したりはしません。
株式投資、暗号通貨、不動産………投資にも色々な種類があるのですが、初心者の方は「つみたてNISA」から始めるのがおすすめです。
オタクやめたいって話から少し脱線してしまうのですが、浮いたお金で投資をしておくといいよって考えを伝えたいので、少し図解を入れて解説させていただきます。
こちらのグラフは、毎月10,000円を投信積立で運用した場合(つみたてNISA)と普通預金への預け入れ(貯金)を比較したものになります。
見てわかる通り、毎月同じ額を追加していても、差額が大きく開いています。
もう少し詳しく解説していきます。
上の図はつみたてNISAの、簡単なシミュレーションになります。
積立をリターン(年率)5%で20年続けた場合です。見てわかる通り、たった5%の年率だとしても、利息を元本に組み入れて再投資することで、その利息にも利息がついていく状態になり、運用を長く続ければ続けるほど効果が上がって、雪だるま式にお金が増えていきます。(これを複利といいます。)
追加する額が多ければ多いほど、複利の恩恵が大きくなるということになります。
少額からの長期・積立・分散投資を支援するための、国が認めた非課税制度です。
つみたてNISAの商品は手数料が低水準、頻繁に分配金が支払われないなど、長期・積立・分散投資に適した公募株式投資信託と場株式投資信託(ETF)に限定されており、投資初心者をはじめ幅広い年代の方にとって利用しやすい仕組みとなっています。
つみたてNISAの制度自体は2018年1月からスタートしたばかりですので、今から始めても全然遅いということはありません。
筆者はつみたてNISAは社会人1年目4月から始めていますが、大学生の頃からやっておけばよかったと後悔しています。
というか、サンリオとかセガの個別株を買うより先に絶対つみたてNISAやるべきだった。アホでした…
(つみたてNISAについてもいずれ記事にしようと思っております。すみませんが今はさわり程度で割愛させていただきます。)
オタクをやめるとまでは行かなくても
「お金と時間」という自身の大切な資産、このままだらだらとオタクを続けて惰性的に消費していくのか、ここで自分に鞭を打って使い方を見直していくのかは自分次第です。
長くなってしまいましたが、筆者はこの記事で「オタクを完全にやめるべき!」と言いたいわけではなく、
やめたいと思うってことは、無理してるんじゃない?
無理のない範囲でオタクして、空いた時間に副業とか楽しいよ!
20年後もオタクするために、資産形成をしよう!
ということが伝えたいのです。
10年後も20年後も推しのライブを見にいくために、楽しくオタクを続けるために、やっぱりお金は必要です。自身の大好きな趣味をこれからも末長く続けていくためにも、ぜひ投資や副業などの選択肢を視野に入れてみてください。オタクは細く長くが一番です。
良ければ他の記事も読んでみてくださいね。
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